熟年離婚の記事を見て感じた事。結婚は地獄ではないよ。

この記事がはてブで紛糾しておりますね。

precious.jp

 

妻側がやろうとしている「定年即離婚」という行動が妥当という方もいれば不当という方おmおり、それぞれの意見をフムフムなるほどという感じで拝見しております。

 

ちなみに私は妻さんの行動は妥当だと感じます。

 

私も先日まで配偶者との関係で同じようなことを悩み、一つの答えにたどり着いて、今は配偶者との関係構築を一からやり直している最中です。

 

この件については以前も書きました。

この記事の後半あたりですね。

fujitubo.hatenablog.com

 

家族・パートナー・夫婦などにおける夫(もしくは妻)の役割は、外で仕事をして金を稼ぐことではありません。「関係者間のコミュニティ(多くは家族ですね)を創り上げるために行動すること」です。同じく妻(もしくは夫)の役割も家で家事をやることではなく、コミュニティを創り上げるために行動することです。ここでの「コミュニティを作るための行動」というのは、「コミュニティに属する関係者の関係性向上のために行動ができたか?」ということです。
ややこしいんでザックリいうと「相手の幸せのことを考えて動いてる?」です。

正直なところ「家族のために頑張ってます」って堂々と胸を張る世間のお父さんの大半が、「実は家庭を顧みずに自分勝手に頑張っている」ということはあまり認識されていないように思います。
金を稼げばオッケー、ではなく金を稼いで「家族と一緒に家庭をつくる」事が大事であり、子育てとか自宅購入とか「お前に任せるわ」じゃ話になりません。

 

外で仕事して金渡して「あとは知らね」というのはコミュニティを維持するためには不十分ですし、コミュニティのことを知らんというのであれば貴様は一人で暮らしてろと言う結論しか出ないです。

私も「外で仕事して家で家事やってあとはなにが不満なんだ」という類のことを配偶者に対して言ったこともあります。その時の私は仕事と家事をやってれば十分だと思ってましたが、今振り返ると私の思考には配偶者の姿は無かったです。
夫婦という形さえ作れればあとは勝手に幸せになると思い込んでいました。

 家族というコミュニティの醸成を怠ってきたツケが定年後に降り掛かってきていると。なのでやるべきはコミュニティ維持のための行動を自発的に行うことではないでしょうか。

 

締めで書いた「対象となる方は多く存在するでしょう」のモデルケースとでも言うべきパターンがきれいに決まったのと、それに対して「結婚は地獄だ」とするのはあまりに短絡的ではないでしょうかね、というお話。

 

てめーがメンテしえねぇから地獄になったんだろうがよ、と。

そう思ってしまうのです。