ブーム化ブームとでも言うべきか…

どうやら世間では「発達障害ブーム」というのがあるらしい、という記事を拝見。

 

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確かに中年層が見るようなビジネス誌(PレジデントとかDイヤモンドとか)にもちょくちょく取り上げられたりしているし、発達障害って単語を見ることも増えましたね。

私は厳密には当事者未満の存在ではあるんですが発達障害に見られる症状が出る傾向があるということで生きづらさを感じながら生きているところではあるんですが、それにしても生きづらい。きっと診断出るくらいの方は相当生きづらいんじゃないかなぁと思うわけです。

 

で。

上の記事なんかの、この手のブームと言うべき現象に苦言を呈する人に対してどこからともなく「啓蒙活動だから!」と言いながらシュバってくる人がいるんですが何なんですかねあれ。

啓蒙活動と言うならもう少し丁寧にやったほうがよろしいと言うだけの話なのに。

 

あとはこの手の啓蒙活動、本質的に伝えたいはずのことは「○○はこういう特性が出がちだが人によって程度は違うのでそれぞれの人に寄り添ってそのひとが生きづらくないように配慮しよう」ということなんですよね、多分。しかしそれは伝わらずにすぐに「アンタは○○が出てないからニセモノ!」とか決めつける連中が湧くんですね。なんだよニセモノの発達障害って。

少なくとも自らを発達障害と自称する方々は医師の診断を受けて発達障害を名乗っていると思うので、そういう決めつけはよっぽど自信があるか、医師をこき下ろしているかのどちらかですね。まあ、たいてい根拠のない自信が原因なんでしょうけど。

(ちなみに私は医師の診断が下っていないので自らを「未満」としています)

 

そいえばこの手のマイノリティ取り上げブーム、ちょっと前はLGBTでしたね…見事に沈静化しているように見えますがいかがでしょうか。

私個人は人対人という観点でしかものを見れないのでそのひとがどういう属性かはあまり興味がなく、発達障害だろうがLGBTだろうが、黒人だろうが白人だろうが、人間に擬態しているエイリアンだろうが、マジョリティだろうが、どーーーでも良かったりします。

 

私の配偶者はマイノリティの数え役満なんですが、私が配偶者を選んだのは配偶者を魅力的だと感じたからです。マイノリティがどうたらこうたらを気にしたり修正しようとしたりって正直無駄ですからね。

ちなみに話はちょっとズレるんですが恋人や配偶者のファッションとか外見を変えようとする奴って何考えてるんですかね。本人の同意があれば別ですが、そうでない限り「お前は好きだったやつの属性を何故変えるのだ?」って思ってしまいます。

 

パートナーに魔法使いを選んで「俺は力の強い奴が好きだから」って戦士にジョブチェンジさせるようなものですよ。いや違うか。

まあなんというか、自分の感情を押し付けて相手をコントロールしようとするやつはホント困りますね。

 

多分コンテンツを作る側もきっちり把握する時間がないから表面的な判断で「これはこうだろ?」とかを決めてやってるんでしょうね…まあ、それはしゃーないか。

 

そういう意味で冒頭に貼った記事の方は雑な理解をされるなら、と断っているのはすごい英断だと思います。

 

まとまらなくなってきたのでこのへんで。

ではでは。