カレーの作り方で人生が決まる!…かもしれないお話

私にしてはめずらしく、あらかじめ決めておいたテーマについて話します。
(いつもはエディタを開いてからなんとなくで決めてます)

ここ数日は私の特性について色々と話してましたが、そう言えばこんなエピソードもあったなぁと思い出して、明日はこれを書こうと決めていたのです。まあ、料理つながりではあるのですがね。

 

先日、上司と面談を行った際に、こんな話をしたんです。

 

「Fujituboさん、ちょっとカレーの作り方ここに書いてみて」

 

ホワイトボードを指さしながら上司が言いました。
わっかりましたーとこんな感じに、サクサクと書いていきました。

材料を用意する

材料を切る

肉、野菜を炒める

軽く火が通ったら水を入れる

煮る

アクが浮いたら取る

火が通るまで煮る

火を止めてルーを入れる

ルーを入れたら再度煮込む

完成

完成まで書いたあと、上司からいくつか質問がありました。
「これは何カレー?」
「どうやって食べる?」

 

つまるところ私は「カレーを作る」ということにフォーカスしていたため、カレーを作る以外の必須項目については目が行っていなかったということです。

仕事中の面談ですので仕事の進め方の話をしていたんですが、私の仕事の仕方も同じように「何をやるか」ということに目が行き過ぎていて、「最終的に何を完成させるか」「完成させたものをどのように扱うか」という点などが抜けていたということが、仕事を完遂する上でのハードルではないか、ということを指摘されました。

ちなみに私のカレーの作り方フローは上司からすると全く想定外だったようで、「こういうのがでてくるとはねぇ」となぜかテンションが上ってしまって、そのノリで同僚にも聞いてみようという流れになり、ほか二人の同僚にも同じことをしてもらう流れとなりました。

 

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その結果がこちらです。

カレーの作り方なんて十人十色じゃーん?と言いつつも、同僚Aは事前に何カレーにするかを決めてます。同僚Bは「カレーライス」という完成形を決めてるため、米を炊くという行動が含まれています。両者とも、私が上司から指摘されている「完成形を描く」ということについてはしっかりと頭に入っていたということなんですねー。
また、帰宅後に配偶者に同じ質問をしたら初手で「何カレー作ればいいの?」という逆質問をされたので、あえなく終了となりました。

 

ここである疑問が。
曲がりなりにも発達障害を疑われて通院して、診察とカウンセリングを受けて、発達障害の傾向があると医者から言われ、状況証拠が揃い、発達障害としては限りなく黒に近いグレーにいるところの私が、「カレーを作れ」という超ザックリした指示に対して条件などの質問をすることなくただカレー作ってますね私。いやカレーは作ってないか。

発達障害ならばこの手のザックリした質問に対しては「それは何カレーですか」「日式ですか印式ですか」「そもそもカレーライスですか、カレーを作った料理ということですか」とかとか、相手を質問攻めにしてもおかしくないんじゃないか?と。

私自身が特別に発達障害に詳しいわけではないので、もしかしたら何らかの説明ができものがあるかもしれませんが、改めて見てみるとよくわかんない状態だなぁと。

 

ただ、よくある「発達障害のチェックリスト」みたいなものだと「物事の詰めが甘い」とか「順序だてて物事を進めるのが苦手」という項目がよく見られますね。

もしかしたらこの項目って、私みたいに最終型を見ずに物事を進めてしまい詰めの段階でつまづいたり、必要なものを飛ばしてしまいあとからやる、などの状況に陥ってるということなんでしょうか。

だとすると、私のカレーの作り方は典型的ないち症状が出ている状態と言えるのかもしれません。

 

なるほどカレーの作り方ひとつ取っても、仕事の進め方や物事の見方なんかがモロに表れてしまうのですね…。という知見を得たお話でした。

 


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